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2005年09月19日

発刊の言葉

函館日口交流史研究会 会長 鈴木旭

 研究会が発足して4年目になりました。これまではシンポジウムや定例研究会の開催が精一杯で、会誌の発行にまで手が回らなかったのが実情です。会員の皆様には当会の活動について、必ずしも充分にお伝えできなかったのではと思います。今年度からは事務局体制も強化され、定期的に「会報」をお届けできることになりました。
 先日ウラジヴォストークを訪ねた際に副所長のアフォーニン氏らに、これまでのシンポジウムに止まらず、具体的成果を生み出せる協力関係についてこちらの考え方を伝えました。例えば、「北洋漁業を中心にした日口漁業関係史」や「函館とサハリンの人的・経済的交流の歴史」といったテーマに絞った共同研究、共同出版の実施などについてです。
 この申し入れに対して、ラーリン所長から今後の研究交流の具体案として、(1)「ロ日漁業関係史」あるいは「ロ日の政治、経済、文化的諸相について」の共同著作の企画。(2)サハリン関係の歴史では、ヴラジヴォストークの国立極東歴史文書館所蔵史料の利用。(3)両国の国内事情を紹介する公開講座の開設などが提案されています。
 経済的な基盤の脆弱な私たちの研究会にとって、このような提案は大変な重荷でありますが、皆さんの知恵を借りながら交流の絆を維持したいと考えています。会報に会の運営についてのご意見をお寄せ下さい。

「会報」No.1 1996.8.21

投稿者 hakodate_russia : 2005年09月19日 17:21

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