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2005年10月02日

領事館の再建

 しばらくは、領事館は再建されず、市中に間借りをしていたが、露領漁業の勃興により、函館における領事館の必要性が認識され、1903年(明治36)にゼール氏の設計で領事館の建設が船見町(現「旧ロシア領事館」所在地)で着工された。
 途中、日露戦争により工事が中断、1906年12月(明治39)に竣工した。


コンドル氏の設計の幻の領事館 在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所提供資料



ロシア領事館の設計が決まるまで

 1902年夏、副領事代理のゲデンシュトロムは、東京の建築家コンドル氏に領事館建設の設計図作成を依頼します。しかし、建設はロシア産木材を使用したロシア様式の堅牢な木造建築を建てることが望ましいと考え、委員会によって却下されました。
そこで、ハバロフスクの軍事建築家ヤジコフ陸軍大佐に新しい設計が注文されます。これはロシア様式で設計されましたが、難点があり、函館で実現するのは難しいことが判明し、結局、日本の最高建築家で、横浜にいたゼール氏に発注、1903年7月石造建設のすばらしい設計が提出されました。(清水恵、A.トリョフスビャツキ「<史料紹介>日露戦争及び明治40年大火とロシア帝国領事館」『地域史研究はこだて』25号より)

投稿者 hakodate_russia : 2005年10月02日 18:06

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